にれのき会会則の変遷

１．制　定
　海上自衛隊幹部候補生学校一般課程第２０期「にれのき会会則（昭和４５．３．２６）」は、他の期生会会則を参照して策定され、 総会で議決・制定された。

２．改　正
　幹部候補生学校卒業時に納入された会費￥１０００だけでは遣っていけないので、３佐初号俸を終身会費とする等々の事前検討が 為され、昭和６２年８月に改正案が提示された。

（１）「にれのき会会則第１次改正（平成　２．２．２７）」
　　その後、会計幹事鈴木仁兄（海幕能率管理班）が、ライフサイクルコストを考慮して、
　　　�@　情勢変化に伴い、今後は年会費を何に使用するのか？
　　　�A　会員の死亡減勢から会の解散までの期間を考慮すると、使用目的に沿った年会費を幾ら
　　　　とすべきか？
　　　�B　公平な分担に鑑み、年会費とは別に、これまでの未納者から幾ら納入してもらうのか？
について分析し、抜本的に“第１章　総則、 第２章　会員、第３章　機関、 第４章　本会の活動、第５章　会計、第６章　特別規則、附則”として検討した。
　そして、アンケートと討議を経て、総会で議決・改正された。
　それは、地区を１３から１９に増加、 年会費￥３０００（うち１／３は地区活動資金）の新設及び慶弔基準の明示等々である。

（２）「にれのき会会則第２次改正（平成　５．４．　１）」
　庶務幹事松浦聿永兄（海幕調査第１班長）が検討し、アンケートと討議を経て総会で議決・改正された。
　それは、第１９条　会費（試行三年間）の確定、字句の修正及び 慶弔基準の変更（妻出産の祝電なし）である。

（３）「にれのき会会則第３次改正（平成　９．７．　１）」
　会計幹事小山彌太郎兄（海幕需品課長）が検討し、アンケートと討議を経て総会で議決・改正された。
　それは、慶弔基準の変更（本人結婚の祝金￥５万を￥３万に、妻出産の祝金￥５万を￥１万に、本人／妻死亡の香典￥１０万を￥５万に、子供死亡の香典￥５万を￥３万に、本人／妻一回忌の供物￥２万を￥１万に、子供一回忌の供物￥１万を無しに、本人長期［三ヶ月以上］療養見舞金￥５万を￥３万に、子供長期療養見舞金￥２万を￥１万に、本人短期［十日以上］療養見舞金￥２万を￥１万に）である。

（４）「にれのき会会則第４次改正（平成１１．５．２２）」
　会計幹事鈴木仁兄（海幕副監察官）が検討し、アンケートと討議を経て総会で議決・改正された。
　それは、退会規定の新設、拠出品等の不返還規定の新設、地区を１９から８に統合、年会費を毎年１２月１０日に￥３０００ （うち１／３は地区活動資金）から毎年１月３１日迄に￥５０００（うち２／５は地区活動資金）に、夫人会員の年会費無しから￥３０００に、 退官時に希望すれば当該年以降相当額を前納可能とする事を新設、主たる事業に記念行事の明記、解散及び残余財産の処分規定の新設並びに慶弔基準の変更（本人結婚の祝金￥３万・祝電を祝電のみに、子供結婚の祝電を無しに、妻出産の祝金￥１万を無しに、本人／妻死亡の香典￥５万・花輪／生花・弔電を花輪／生花・弔電に、子供死亡の香典￥３万・花輪等・弔電を花輪等・弔電に、実／養／義父母死亡の花輪等・弔電は変わらず、兄弟姉妹死亡の弔電を無しに、本人／妻一回忌の供物￥１万は変わらず、本人長期［三ヶ月以上］療養見舞金￥３万を無しに、子供長期療養見舞金￥１万を無しに、本人短期［十日以上］療養見舞金￥１万を無しに）である。

（５）「にれのき会会則第５次改正（平成１４．５．１８）」
　海上自衛隊創設５０周年記念にれのき行事実行委員会委員長川村成之兄（幹部学校研究部長）が検討し、アンケートと討議を 経て総会で議決・改正された。
　それは、地区を８から６に統合、年会費は地区幹事でなく本部会計幹事に納入、地区活動資金（年会費の２／５）は 本部会計幹事が地区幹事へ送金、会計幹事の所掌事務の変更、地区幹事の所掌事務の 変更及び字句の修正である。